12月8日、ついにWordPressの最新版が発表されました。

このバージョンアップでWordPressはバージョン5.6となり、前回からいくつかの機能追加やセキュリティアップデートが行われました。

WordPressのアップデートには、大きく分けて2種類存在しており、主にセキュリティアップデートである「マイナーバージョンアップ」と、大幅な機能追加を伴う「メジャーバージョンアップ」の2種類です。

今回のバージョンアップはメジャーアップデートで、5.x.x系から登場したブロックエディターである「Gutenberg」への機能追加がメインでした。

詳細なアップデート内容は下記リンクをご確認ください。

では本題ですが、なぜアップデートをしない方が良いかという点をご説明します。

1. プラグインとの不整合

WordPressのプラグインは非常に便利な反面、公開されてから時間が経っておりメンテナンスが行われていないものも多いです。

プラグインが制作された当初のバージョンのWordPressには対応されてたのかもしれませんが、最新のWordPressは様々な箇所でコアファイルのコードが変更になっています。

この、「プラグインは古いまま」「WordPressは最新」という状況は不整合を起こしやすく、アップデートした瞬間に画面が真っ白になってしまう可能性があります。

これを防ぐためには、まずはご自身のサイトで使用しているプラグインが最新のバージョンと互換性があるかを調べる必要があります。

プラグインの追加画面など、下記画像の赤枠の位置で確認できます。

プラグインの追加画面

安易にアップデートをする前に、まずはプラグインを確認する事をお勧めします。

2. セキュリティリスク

WordPressのアップデートは、冒頭で説明した通りメジャーアップデートとなっており、今回もGutenbergエディタに大幅な機能追加が行われています。

新バージョンのリリース前には大規模なセキュリティのチェックをしてるし、それに合格しているので安心…という訳にはいきません。

かつての例でも、WordPress4.7のメジャーアップデートの際、REST API の機能追加に伴う脆弱性を孕んでいた事に気づかずリリースされてしまい、世界中が対応に追われたケースもあります。

今回の機能追加には無いと思いますが、私の個人的な見解としては最も安定しているバージョンは常に「1つ前の最終バージョン」です。

現在の最新版が5.6.0ですので、ひとつ前の「5.5.3」を使用し、様子を見て5.6系にアップデートする方がベターと言えるかもしれません。

3. jQueryのアップデート

WordPressはこれまで、ビルトインのjQueryは1系が使用されてきましが、WordPress.orgによると、5.5系、5.6系、5.7系のバージョンアップに伴い3段階に分けて最新版のjQueryを採用する方向で動いています。

今現在、WordPressの5.5系を使用している方は問題ないかと思いますが、それ以前の方が5.6系などへ急にアップデートした場合、jQueryのバージョンの差異により、これまで動いていたスライダーやカルーセルなどのUIパーツが動かなくなってしまう恐れがあります。

しかし、親切な事にWordPressチームはアップデートしても問題がないかを調べる事ができるプラグインをリリースしています。

アップデート後に問題があるか調べられるプラグイン

どうしても、という方はまずこちらのプラグインを使用し確認してみてください。

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